事例
税務調査のイメージがつかない方も多いと思います。 こんな感じです。
税務官(T): おはようございます。私は税務官の〇〇です。今日は税務調査のため、立会いに来ていただきありがとうございます。申告書に関するいくつかの質問がありますので、お時間をいただけますか?
被調査者(A): はい、もちろんです。どのようなことでしょうか?
T: まずは、あなたの所得に関する質問です。昨年の所得税申告書に記載された収入の源泉を教えていただけますか?
A: はい、私の主な収入源は会社からの給与と副業の仕事からの報酬です。
T: ありがとうございます。それでは、副業の仕事に関する収入について詳細を教えていただけますか?
A: はい、もちろんです。 ウェブデザインやライティングの仕事を行っており、クライアントから直接報酬を受け取っています。
T: かしこまりました。それらの収入に関連する経費はどのようなものがありますか?
A: オフィス用品やコンピューター関連の費用、プロフェッショナルなサービスの支払い、そして仕事のための交通費などがあります。
T: ありがとうございます。 ただし、それらの経費は適切に申告され、かつ支払いが正当化されていることを証明する必要があります。これらの費用に関するレシートや請求書を提供できますか?
A: はい、もちろんです。それらの書類は整理されていますので、すぐに提供できます。
T: 素晴らしいです。それらを確認させていただいた後、必要な場合は追加の質問をさせていただきます。よろしいですか?
A: はい、もちろんです。どうぞお尋ねください。
(質問や証拠提出などが続く)
A: 「ふう〜。耐えた。。。」
と、こんな感じなのですが、尋問みたいですよね。 正確に申告していれば問題ないですが、いざ質問されると困りますよね。 だから、会社のことに詳しい税理士が同席することが多いんですね。